ダイエットには我慢や努力はつきもの。そして高確率で起こるリバウンドもつきものです。そんな今までの常識をくつがえしてしまったのが「水ダイエット」です。2Lの水をコップ1杯ずつ、ゆっくり1日かけて飲んでいくだけでダイエットできて、おまけにリバウンドの心配もないなんてちょっと信じられませんよね。「水だけダイエット」や「水を飲むだけダイエット」といわれるこの方法、本当に水だけで大丈夫なのでしょうか。

水だけで大丈夫な理由1 基礎代謝が上がるから!

「摂取カロリー<消費カロリー」というのがダイエットの基本です。そして、ジョギングや水泳などで体を動かした場合は、「消費カロリー=運動で消費したカロリー+基礎代謝量」となります。
摂取カロリーを自分の基礎代謝量にあわせて抑えていけば、ある程度体重は落ちていくでしょう。しかし、ダイエットに成功して運動をやめてしまうと消費カロリーは減り、運動しなくなったことで筋肉も落ちていくので、基礎代謝量も減ってしまいます。
以前より痩せにくい体質に変わったので、よほど厳しい食事制限でもしなければリバウンドは間違いありません。食事制限を中心としたダイエットの場合もだいたい同じような結果になってしまいます。
基礎代謝をアップする効果のある「常温」の水を飲み、根本から痩せやすい体質を目指すのが水ダイエットです。水で基礎代謝を上げたのなら、水を飲んでいる限りは代謝は落ちず、リバウンドの心配もありません。

水だけで大丈夫な理由2 むくみが解消されるから!

むくみの原因は塩分(ナトリウム)のとりすぎ、または水分不足のどちらかのケースがほとんどです。体内のナトリウム濃度が上がれば、細胞は水分を溜め込んで薄めようとし、水分不足でナトリウム濃度が上がった時も同じことが起こります。
塩分過多な食事が続き、日によって水分をとる量がまちまちだと、体液の水分と塩分のバランスが崩れがちになり、体はどんどんむくみやすくなっていきます。水ダイエットを始めて一定の量の水を毎日飲むようになると、体液の状態が安定しやすくなるため、むくみやすい体質は改善されていきます。

水だけで大丈夫な理由3 血流が良くなるから

人間の体の60%は水分でできています。体重50キロの人なら、約30Lの水分が血液として体の中を流れていることになります。それだけの血液が体中のあちこちを巡っているうちにどうなるかというと、しだいに活性酸素や老廃物で汚れ、ドロドロになっていきます。
ドロドロになってしまった血液では、細胞に栄養や酸素を送り届けて老廃物を押し出していくという本来の役目を十分に果たせません。これが水分不足に陥った体の状態です。少しずつでもきれいな水と入れ替えることで、ドロドロして停滞気味だった血流は一気に勢いを取り戻し、全身をサラサラと流れ始めます。
そして、血液は再び細胞に必要な栄養を送り届け、余分な老廃物を引き取っていくようになり、不要な老廃物が排出されて代謝が促進されるため、脂肪燃焼酵素の働きも良くなります。

おわりに

今までつらい運動や食事制限をした経験のある人にとっては、こんなに簡単すぎる水ダイエットの効果は半信半疑かもしれません。ですが、記事で説明したように水ダイエットは体の大掃除をしながら代謝を上げるダイエットで、リバウンドの心配もないのです。ただし、水ダイエットは体全体のバランスを整えて健康的に痩せられるものの、部分的なボディメイクには向いていません。足痩せやくびれ作りなどパーツ痩せを目指す方は水ダイエットと平行して、代謝を上げながら筋力トレーニングやエクササイズに取り組んでみてください。