日本でデトックスブームが巻き起こって以降、コンビニやドラッグストアではたくさんの種類のミネラルウォーターを見かけるようになりました。なかでも多くの女性から支持されているのは、硬度の高い「硬水」。芸能人やモデルさんのブログを見ていると、写真にうつりこんでいるのは硬水タイプのミネラルウォーターが多いように感じませんか?
日本の天然水や水道水、そして国産の飲料水のほとんどは軟水です。美容を気にする人たちが普段飲みなれた軟水ではなく、硬水を選んでいる理由は「硬水の方が美容に効く」からなんです。

なぜ硬水が美容に効くの?

水の硬度は1Lあたりに含まれるマグネシウムとカルシウムの量で決まり、硬度100未満を軟水、それ以上を硬水と呼んでいます。(日本の場合)
ここで市販されているミネラルウォーター100mlあたりの成分を比較してみましょう。

  • 硬水C(硬度1468) カルシウム234㎎ マグネシウム37㎎
  • 硬水E(硬度304) カルシウム8㎎ マグネシウム2.6㎎
  • 軟水I(硬度60) カルシウム0.95㎎ マグネシウム0.3㎎

上記のとおり、軟水よりも硬水に含まれるミネラル分(カルシウムとマグネシウム)の量が多く、同じ硬水であってもより硬度の高いものの方がミネラル分を豊富に含んでいます。
デトックス効果を発揮するマグネシウムや、新陳代謝を良くして美肌やダイエットに効果的なカルシウムなどのミネラル群が、多く含まれているから硬水の方が美容に効果的!というのは納得できる話です。

日本人と硬水は相性が悪い?

ミネラル分を豊富に含む硬水は、私たちが飲みなれている軟水とはちょっと違う独特の風味を持っているので、味の好き嫌いは好みがわかれるかもしれません。なかには硬水と体の相性が悪く、お腹が緩くなってしまう人もいるようです。
しかし、例えば日本人になじみの深い「にがり」がマグネシウムを豊富に含む健康食品として数年前にブームが起きた時、これが原因でお腹が緩くなってしまったという人は少なからずいました。
「硬水と日本人の相性」というよりも「マグネシウム(またはその他のミネラル成分)との相性」の問題が大きいようです。硬水を選ぶときは、マグネシウムをはじめとするミネラルの量に注意してみてください。

おわりに

ミネラル分を豊富に含み、美容に効く硬水。どれくらいの硬度のものがもっとも美容に良いか、飲みやすいかなどは一概には言えません。初めて硬水にチャレンジする時は、お肌やお腹の具合を見ながら少量ずつ試していくことをおすすめします。